お休みの日は、少しだけ台所に立つ時間を楽しみたくなります。
平日はどうしても効率重視になりがちだけれど、休日くらいはゆるやかな気持ちで、
身体にやさしいものをゆっくりと作りたい。
そんな気分になるのです。
この日は、旬の野菜をたっぷり使ったシンプルなお料理にしました。
やわらかい葉物や根菜を軽く蒸して、オリーブオイルと塩でいただくだけ。
それだけなのに、素材の甘みや香りがしっかり感じられて、
身体の内側から整っていくような気がします。
味付けを足さなくても満足できるのは、
素材の力をそのままいただいているからかもしれません。
もう一品は、出汁をきかせた優しい味のお味噌汁。
温かい湯気とともに、ほっとする香りが広がり、自然と肩の力が抜けていきます。
こういう時間こそが、忙しい日々の中で見失いがちな「自分をいたわる」という感覚を思い出させてくれるように感じます。
そして、そんなやさしいごはんに合わせるのは、軽やかなお酒を少しだけ。
この日は白ワインを選びました。野菜の甘みとすっとなじんで、食事の時間がさらに心地よいものになります。
お酒を主役にするのではなく、あくまで食事に寄り添う存在として楽しむ。
そのくらいの距離感が、今の自分にはちょうどいいように思います。
お休みの日の食卓は、身体だけでなく心も整えてくれる場所。
ゆっくりと味わいながら過ごすこの時間が、また明日からのエネルギーをやさしく満たしてくれているのだと感じます。
今日もまた、そんな穏やかなひとときを大切にしています。